痴呆(ちほう)・ボケ・物忘れ

 上の症状は、平成7年の東京都の調査(平成7年)で、痴呆患者さんをもつご家族が、最初に気づいた患者さんの変化です。高齢化社会となり、痴呆が身近な問題となってきていますが、ご本人・ご家族ともに医療機関を受診するにはまだ敷居が高いようです。
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 高齢の方々に見られる「記憶力の低下」「判断力の低下」「性格の変化」などに対しては、周囲がいち早く気付き適切な対応をとることが、その後の痴呆症状の進行や随伴するトラプルを軽減することにつながります。
 
 また、この中には脳外科的な治療で治しうる病気が混じっています。脳の中に水 (脳脊髄液) がたまってしまう正常圧水頭症や、脳の表面に血液成分がたまってしまう慢性硬膜下血腫という病気です。これらは、正常な脳が水や血液で圧迫されるために脳の働きが落ちている状態ですので、治療でこの圧迫を取り除くことによって、痴呆症状を改善することができます。ご心配な方は、一度、脳の画像検査を受けてみては如何でしょうか。
 
 ご家族でご心配な方がいらっしゃいましたら、ご遠慮なく当院へご相談下さい。
 
 ※最近では、痴呆症は「認知症」と呼ばれています。