頭痛・めまい
 
 頭痛・めまい の原因は様々ですが、中には脳腫瘍脳血管障害などの脳の病気が隠れていることがあります。当科では、現在、頭部CTスキャン・MRI・MRAを使った診療を行っています。
 
 一口に「頭痛」といってもいくつかの型があります。頭が痛い・・・といって漠然と医療機関を訪れるよりも、まず、ご自分の頭痛をよく知っておくことが大切です。
 
 1. どんな痛みか (ズキズキする、何となく重苦しい)
 2. どんなペースで起こるか (週・月・年単位 ?)
 3. 痛む場所が決まっているか
 4. 痛みはどのぐらい続くか (数秒、数分、数時間 ?)
 5. 痛みはどの程度か (割れるように痛いとか)
 6. 痛みがあっても家事や仕事は続けられるか
 7. かがむ動作や階段の昇降で悪化するか
 8. 頭痛以外の症状はあるか (眼がもチラチラするとか)
 9. これまで服用した薬の効き具合はどうだったか
 
 頭痛で外来を受診される患者さんの多くは、受診した時点では既に頭痛が治まっていることが多く、症状をうまく伝えられない傾向にあります。上にとりあげたような内容をしっかり伝えることが、診断に有用です。
 
 ところで、お年寄りの中には、頭を軽く打ってから1・2ヵ月経て、脳の表面に血液の混じった液体がたまり、頭痛が続いている場合があります。この場合、手足が不自由になってきたり、いわゆる「ボケ症状」が加わってくるため、「軽くあたった(脳卒中)」と誤認されていることがあります。「慢性硬膜下血腫」という病気ですが、短時間の手術治療で治りますので、打撲の後に頭痛が長く続いている場合には、一度検査を受けられることをお勧めします。