成育医療
●小児期に始まって長期の療養が必要とされる患者さんのための病棟です。子ども・家族が入院体験を前向きに受け止め、健全な成長・発達を促すことを目標としています。
●病院隣接病弱養護学級の経験豊富な専門教師、児童指導員や臨床心理士・ケースワーカーなど病弱小児をサポートする専門職を備えています。 児童精神科医を含む医師・看護師との密な連携により、患者さん一人一人の社会や学校への無理のない復帰をめざします。
●小児期から病気があり、小児年齢を越えても引き続き治療や療養などが必要な患者さん(キャリーオーバー)の学校復帰や社会復帰をサポートします。
●他の病院での専門的治療が一段落した患者さんを専門医との連携のもとで継続的な管理を行い学校復帰や社会復帰をサポートします。
●養護学級では体育や文化活動を含めた学校教育の他、状況に合わせベッドサイドでの教育が積極的に行なわれています。
●生活習慣の障害による慢性疾患を予防するための学習入院や、ぜんそくを理解し「たんれん療法」を実践するための学習入院を行なっています。
【あらまし】
現在の子どもをとりまく環境は厳しく、小児医療においても小児の保健・医療に関する一部である疾病の診断・治療で手いっぱいで、病気をかかえた子ども・家族を全面的に支援する余裕があるとはいえない状況にあります。このような状況の中で、入院患児の健全な成長・発達を促し、病気をかかえた子ども・家族が入院体験をポジティヴに受け止められるような医療環境がもとめられています。当院は、これまでの経緯から入院生活をサポートする児童指導員、保育士、臨床心理士、ケースワーカーなどの専門職が備えられており、この状況にできる限り対応したいと考えています。

【成育医療病棟について】
「成育医療病棟」というのはこれまで「小児慢性疾患病棟」とされていたものです。成育医療は、小児科をはじめとする当院に備わった色々な診療科や隣接する養護学校での教育システムを利用し、小児の成長・発育という流れを途切れさせることの無いよう、総合的なケアを目指す医療です。当院ではぜんそく、ネフローゼ、慢性腎疾患、心臓病、血液疾患、若年性関節リウマチ、小児肥満症、てんかん、小人症、不登校など小児期に始まって専門医による医療や長期の療養が必要とされる患者さんをみています。また、小児の一般的な急性疾患の短期治療にも対応しています。

【特別企画入院について】
成育医療の立場から、慢性に病気をお持ちの患者さんや親御さんに日常生活に必要な知識を持っていただくために、医学的知識と日常生活からぜんそくを見直す機会を持つためのぜんそくサマースクール(キャンプ)や生活習慣病としての体重増加にお悩みの患者さんと親御さんのための教室(さわやか教室)を短期入院を利用して行なっています。ホームページでその模様などがご覧になれます。

 【教育機関】
青森県立浪岡養護学校(病院隣接病弱養護学校)(電話0172626000)が隣接し当院とは、廊下で接続しております。小学、中学、高等部があります。小学校、中学校から(転)入学することができます。手続きの詳細については医師や病棟のスタッフなどにお聞きください。高等学校からの転学の場合は、その学校の校長から浪岡養護学校長へ直接照会してください。
 【入院について】
1. 入院費用 疾病により公費負担(小児慢性特定疾患、更正医療、育成医療、労災等)の適用による医療を行なっています。詳しくは医事係にお気軽にご相談ください。
2. 入院時の持ち物
  (1) 保険証、診察券、(医療受給者証)
  (2) 印鑑(身元引受人の分も)、洗面具、湯のみ、箸、スプーン、スリッパ、寝巻きなどの身の回り品。
3. 基準看護、基準給食、基準寝具
  (1) 付き添いの必要はありません。ただし、主治医の判断により付き添いが許可されることもあります。
  (2) 食事はすべて病院で行なっています。食物の持込はご遠慮ください。
  (3) 布団類は消毒済みの清潔なものを準備してありますから、持参する必要はありません。
4.
面会 面会時間は病棟におたずねください