母子医療センター
ようやく、実った!!BFH「赤ちゃんにやさしい病院」認定
国立病院機構 弘前病院 BFH委員会
母子医療センター 杉山 淳子

この度、当院が長年取り組んできた母乳育児支援の活動がユニセフ・WHOの機関から認められることになりました。平成19年7月28日富山市オーバードホールで開催された第16回母乳育児シンポジウムにおいて、認定式に出席し、象徴でもあるピカソの「母子像」の絵を頂いてきました。これは個人の力ではとてもかなわず、職員でチーム一丸となって取り組み、これを理解し応援して下さったお母さん達のパワーのおかげと思っています。わたしたちは更にこれまでの活動を充実させ、継続していき、「赤ちゃんと家族のため」に、病院として、病棟としてまた個人として出来ることを常に意識してすすめていきたいと考えています。
さて、「今、なぜ、母乳育児支援なのか」を改めて考えてみますと、健やか親子21にも示されているように「赤ちゃんを健やかに産み育てていくために周産期医療・子育てに関わっている多くの人々が連携して応援していこうという方針」が掲げられており、地域を巻き込んだ子育て支援が活発になりつつあるからです。実際に親子も、私たちもこれらに取り組むことによって、究極的には「いのち」に向き合う行動であると実感させられます。    そして最初は心配やら不安を抱えていたお母さん方も母乳育児が波に乗り、自信とやさしさに満ちた表情で家族と接しているすがたを見ていると、私たちも幸せな気持ちをお裾分けしてもらっています。おっぱいは栄養ばかりでなく、ピュアな気持ちの交流をしながら互いの健康に向き合うことが出来ると考えています。
例えば「母乳育児成功のための10か条」の一つですが、赤ちゃんにとって、おっぱいは大人が決めた時間、決めた量を与えるのではなく、赤ちゃんが「欲しいときに欲しがるままに」と言うことを満たすだけでどれほど親子の絆に影響を与えているかと思います。当院はこれからBFHI(イニシァティブ)すなわち母乳育児推進の発信地としての役割を果たすために、地域やあおもり県内の母乳育児推進をすすめている仲間とともに、これから母乳育児を経験するお母さんや若い人たちに寄り添い、支援していきますのでぜひ皆様の理解と協力をお願いします。

BFH(赤ちゃんにやさしい病院)認定証