ひとつのお薬が誕生するには9〜17年もの長い研究開発期間を必要としています。その間にさまざまなテストを繰り返し、効き目の確認と安全性の評価が行われますが、最後の段階で患者さんのご協力をいただいて行われるテスト、それが「治験」です。いま私たちが病気やけがの治療に使っているお薬は、多くの患者さんのボランティアによる治験を経て誕生したものです。
新しいお薬の開発によって、それまで治らなかった病気が治り、手術をしなくてもすむようになりました。しかし、全ての病気が治せるようになったわけではありません。今も健康や生命を脅かす病気があり、それらに対して有効なお薬の開発を待ち望んでいる患者さんが数多くおられます。そのため、効き目があって副作用の少ない新しいお薬の開発が世界中で続けられています。これらの新しいお薬もまた、あなたの参加される治験から生まれ、未来へと受け継がれていきます。

