念願の医師国家試験に合格すると、いよいよ医師としてのスタートです。これからは、学生として医学部で学んだことの実践です。おそらく日々興奮の連続でしょう。感動があります。喜びがあります。多くの悲しみもあるでしょうし、自分の無力さに歯痒い思いをすることも少なくないでしょう。でもそれは、新人医師すべてが体験することです。さまざまな体験と医学知識を積み重ねることで、いつも冷静な判断ができ、病気で苦しむ人々の心がわかる、信頼される医師へと成長していくのです。そのようにして皆さんを導いてくれるのは患者さんであり、その家族であり、そして皆さんの育成に情熱を持つ先輩医師や病院スタッフです。したがって、医師としての出発を、どの病院で、どのように研修するかは、これからの皆さんの医師人生を左右する大きな要素になります。

募集案内 (PDF)

研修医説明会資料(PDF)

臨床研修発表会(平成20年4月)

当院は16診療科を標榜する青森県津軽地域の基幹医療施設であり、「がん診療」、「成育医療」を中心に、専門的かつ高度の医療を展開することで地域に貢献し、また、医学部学生(弘前大学)の臨床実習教育の一翼を担っている。
当院には、母子医療センター、NICU(新生児特定集中治療室)、ICU(集中治療室)があり、がん診療施設、難病専門医療施設、第二次救急輪番制病院、救急告示病院、臨床研修病院、エイズ拠点病院として機能している。 


1)がん診療
入院患者数の43.8%(調査:平成17年11月第3水曜日)を占めており、特に消化器がん、骨軟部悪性腫瘍等の手術、化学療法を中心に診療成績が向上している。
2)成育医療
母子医療センター、NICUを中心に高度な医療を提供している。
3)救急医療
救急告示、二次救急輪番病院に参加し、救急医療活動を行っている。また、小児科における救急24時間受け入れ体制を整備している。
4)エイズ治療
エイズ拠点病院の指定を受け、受け入れ体制の充実を図っている。
5)被ばく医療
二次被ばく医療施設として受け入れ体制を整備している。
6)その他
専門医療として難病(難治性肝炎)の治療を、特殊外来として「更年期外来」、「不妊外来」を、専門外来として「補聴器外来」、「ストーマ外来」、小児慢性疾患(アレルギー、内分泌)外来」、「発達外来」を開設しており、「セカンド・オピニオンルーム」、「女性専用外来」も設けている。

 

1)研修理念および目標
全人的で科学的根拠に基づいた医療に対する考え方を習得し、医師としての人格を涵養する。また、プライマリ・ケアを中心とした基本的な診療能力を身につけることで、日常診療で遭遇する頻度の高い病気や病態に適切に対応できるようにする。
2)募集人数     4名
3)募集方法     公募、マッチング
4)選考方法     面接

1)研修施設形態   単独型
2)研修スケジュール(2年間)
内科系


年次

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

1

内科・循環器

呼吸器科

消化器科

外科

小児科

2

麻酔科

産婦人科

精神

地域

選択

精神:精神科、地域:地域医療・保健
外科系


年次

4月

5月

6月

7月

8月

9月

10月

11月

12月

1月

2月

3月

1

外科

小児科

内科・循環器

呼吸器科

消化器科

2

産婦人科

地域

精神

麻酔科

選択

≪説明≫
内科:消化器、循環器、呼吸器、糖尿病・代謝、血液、腎臓等それぞれの内科領域の到達目標を達成できるように研修する。希望によって、内科研修中に、神経・難病疾患診療を青森病院で1ヶ月間行うことができる。
外科:消化器外科を中心に外科領域の到達目標を達成できるように研修する。適宜、他の外科系診療科も研修する。
小児科・産婦人科・精神科・麻酔科:それぞれの診療科を1ヶ月以上3ヶ月以内の期間で研修する。小児科研修の中では、筋ジストロフィー、神経疾患を青森病院で研修する。
救急:研修期間中、救急輪番日等も含め、救急診療を研修する。
地域医療・保健:近隣の保健所、地域の診療所、施設等を選択して研修する。希望により、松丘保養園にてハンセン病等の診療・研修を行うことができる。
選択研修:研修目標の達成およびさらなる充実のために、以下の診療科(協力施設を含む)を各診療科の受け入れ可能な人数の範囲内で、1ヶ月以上、6ヶ月以内の期間でローテート研修する。
内科(循環器・腎臓・糖尿病等)、消化器科(消化器、血液等)、呼吸器科、外科(消化器・乳腺・甲状腺等)、麻酔科、小児科(NICU、GCU)、産婦人科(周産期医療)、整形外科、泌尿器科、皮膚科、眼科、耳鼻咽喉科、放射線科、脳神経外科、精神科、病理検査


1) 症例数が多く、多彩であるため、プライマリ・ケアの医学知識・技術が修得できる。
2) 各診療科の連携により、診療科横断的な学習ができる。
3) 豊富な経験と高度な医療技能を持つ指導医が多く、レベルの高い医療を修得できる。
4) 母子医療センターがあり、産科・小児科による充実した研修が受けられる。
5) 病理医が常勤し、病理学的検討がいつでも可能である。
6) 研修プログラムでは自由選択期間が長く設定されている。


1)勤務形態:非常勤(勤務時間・週30時間)
2)研修手当:1年次、2年次いずれも約49万円(月額、税込、当直料別途支給)
3)休暇:勤務6ヶ月経過後、1年間に10日、1年6ヶ月経過後、11日
4)時間外勤務:有り (手当ては院内規程による)
5)当直:指導医とともに行う(当直、副当直時の宿泊施設あり)。
当直は1年次10月以降開始(月4回)
6)社会保険:有り
7)健康管理:健康診断、年2回、その他院内規定による
8)医師賠償責任保険:個人加入
9)外部での研修活動:必要に応じて、参加を認める(参加費負担、院内規定による)
10)宿舎:無
11)託児施設:有り


黒澤亜矢子
弘前大学医学部卒

研修医2年目


研修医のみなさん。研修は個人のやる気にかかっていると思います。どこに行っても、がんばる人はがんばるし、そうでない人はどこにいってもお客さんです。国立弘前病院は、多くの患者さんが来ます。疾患の種類も多彩で、初期研修をするのにとても適していると思います。やる気のある方は、ぜひここで研修してみてください。わからないことや聞いてみたいことがありましたら、どうぞ気軽に私まで声をかけてください。

楠木将人
弘前大学医学部卒

研修医1年目


私は内科系プログラムを選択しているのですが、その特徴は循環器、呼吸器、消化器あわせて8ヶ月という比較的長い期間の内科研修と、6ヶ月の自由選択期間です。市中病院での一般的な日常診療を経験したい方にはお勧めです。先生方は忙しい業務の間にも、臨床上のポイントを指導してくださいます。
今まで、弘前病院が、独自のプログラムとして研修医を受け入れた経験が少ないのは事実ですが、その分、研修医の意向が尊重されやすいという利点があります。プログラムの内容に関しても細かい相談に乗ってもらえるので、十分に納得できる研修ができると思います。


当院での研修を申し込みされる方は申込書(PDF)をプリントして必要事項を記載し、履歴書(写真付き)とともに、下記までお送りください。希望の日時(平成19年9月末日まで)に面接試験を行います。なお、電話等で連絡されてすでに面接日時が決まっている方は、申込書と履歴書を面接当日にご持参ください。

〒036-8545
青森県弘前市富野町1 国立病院機構 弘前病院
管理課長 大類 靖

研修申込書 PDF(必要な方はここをクリックしてください)
研修申込書 Word(必要な方はここをクリックしてください)


応募される方、問い合わせ等は以下にお願いします。
国立病院機構弘前病院 管理課長 大類 靖

電話0172−32−4311(内線:111)
E-mail:hiroskan@hirosaki.hosp.go.jp